こんにちは、ももさかです。
私は30代未経験からWebデザインを学び、会社員を辞めてフリーランスになりました。
今でこそなんとかやってこれていますが、ここまでの道のりは、「もっと早く知っておけばよかった…」という後悔の連続でした。
この記事では、これからWebデザインを学ぼうとしている方、独学で進もうとしている方に向けて、私自身が『本気で後悔したこと3つ』を正直にお伝えします。
あなたが同じ失敗をしないように、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
後悔①|いろんなスキルに手を出しすぎた
「全部できたら最強でしょ」は危険!
未経験からWebデザインを学び始めた頃、私はこう思っていました。
「PhotoshopもIllustratorもFigmaもSTUDIOも全部触っておいた方がいいよね」
「HTMLにCSS、JavaScript?よくわからんけど勉強しないと!」
結果、どうなったかと言うと、、
どれも中途半端に終わりました。(あるあるです。)
そもそも一朝一夕で習得できるようなものではありません。
それに実際に使うスキルって案件ごとにバラバラで、いざ案件を受けたけど使わなかったなんてスキルも山程あるわけです。
結果的に仕事に直結するようなスキルにはならず、クラウドソーシングを探してみても単価の安い案件ばかり…。
「結局オレってなにができるの?」と自分でもわからなくなってしまったんです。
本当に必要なのは「1つの武器」
まずは一点集中して『これだけはお任せあれ!!』というものを一つ作ることが大事だと実感しました。
「広く浅く」ではなく、「1つを深く」やる方が圧倒的に強いです。

でもそれじゃ、わからないことが出てきたら不安じゃない??
大丈夫です!そのときは調べればなんとかなります!
今はAIも強い味方になってくれますし、だいたいのことはググれば出てきます。
そうやって一つずつ解決していけば、また自分の力になります。
全く問題ありません。(いやホントになんとかなる)
私は今、FigmaとSTUDIOに特化しています。
・STUDIOでそのままノーコード公開まで対応できる
この2本の柱があることで、ちゃんと仕事として食べていけるようになりました。
後悔②|気の合わない人と無理して仕事をした
フリーランスは、誰とでも仕事すべきではない
独立したばかりの私は、いただいたお仕事は全部受けていました。
でもそれが間違いだったと気づいたのは、納期直前でのトラブルや修正クレームが起きたときでした。

「上の人のOKが出なかったから、全部やり直して欲しい」
納品2日前に言われたことがあります。

うそ、、だろ…。
言葉を失いました。
でも、当時の私は断る勇気がなく、徹夜でやり直しました。
他の案件の納期も崩れ、信頼を失うかもしれないという心配もあり、心も体もしんどかったです。
クレームになった実体験
ある案件では、鉛筆の手書きイラストをもらい

この通りに修正して
と言われました。
こちらもそのイラストを見ながら確認して修正したつもりでしたが、最終的な仕上がりに納得いただけませんでした。
そして、「話が違う!」とクレームに。
納品もできず、報酬も未払いになってしまいました。
個人的に一番大事だと思うのは、「この人とは合わないな」と感じたら、無理に仕事をしないですね。
お金目的で相手を選ばずに仕事をしていると、どうしても合わない人が出てきます。
(これは会社員でも一緒ですよね)
正直、合わない人と仕事をすると、仕事自体の質も悪くなります。
結果、良い仕事が出来ないのでクレームにつながってしまうんですね。
金で選ぶなとか偉そうなことを言うなと思われるかもしれませんが、せっかくフリーランスになったので、自分の気の合うお客様と良いものを作っていきたいと考えています。
フリーランスにとって、誰と仕事をするかは人生の質に直結します。
最初は相手を選ぶのは難しいし贅沢だと思いますが、身体を壊さないように自分の気持ちに素直になって、良い意味で仕事を選んでいきたいです。
後悔③|学び始めるのが遅すぎた
30代からの学習は「後がない」からこそ焦る
私がWebデザインを始めたのは30代後半。
もっと早く始めていれば、今よりずっと技術も経験も積めていたと思います。
若い頃から触れていれば、もっと自由に挑戦できたのに…
でも、遅く始めたからこそ得られたものもある
年齢を重ねてからの学習は、時間管理やコミュニケーション、タスク整理など“社会人力”との掛け算が効いてくるんですよね。
「時間が限られてるからこそ集中できる」
「クライアントとの会話がスムーズ」
そんな視点を持てたのも、30代から始めたからこそ。
正直、フリーランスに大事なことって、
デザインスキル50:ビジネススキル50くらいの割合だと思います。
それくらいで仕事を始めて、わからないことが出てきたら調べてスキルを身に着けていく。
プールの前でいくら泳ぐ練習をしていても一生泳げるようにはなりませんから。
思い切って飛び込んでしまったほう、泳げるようになるもの早いです。
この記事を呼んでいるそこの方、迷っているのであれば飛び込んでしまいましょう!笑(無責任)
まとめ:同じ失敗をしないための3つのアドバイス
後悔したこと | 今ならこうする |
---|---|
あれこれ手を出しすぎた | スキルは1つに絞って深く掘る |
相性の悪い人とも仕事した | 自分の軸を決めて断る勇気を持つ |
学習を始めるのが遅かった | 「今この瞬間」が一番早い |
最後に:読んでくださったあなたへ
今、不安な中で学びを始めたあなたは、私の数年前の姿そのままです。
でも、大丈夫です。ちゃんと積み上げれば仕事になります。
失敗は避けられないけれど、「誰かの失敗から学べる」のが最大の近道。
この記事が、あなたの道しるべになれば幸いです。
お互い、がんばりましょう!

コメント